春闘要求を組合員みんなのものに

2015春闘単組交流会 岐阜県春闘共闘会議は2月21日、ケアハウスささゆりにて春闘単組交流会を開催しました。参加は20名。冒頭、春闘共闘会議議長による「財務諸表を見るための基礎学習会」を実施。労働組合が経営分析を行う必要性、そもそも財務諸表を公開しない使用者に公開を迫る重要性を学びました。

 その後、コーヒーブレイクをはさんで分散会を行いました。お菓子をつまみながら、ざっくばらんに各単組から提供された要求書を見ながら交流しました。様々な職場で人減らしや採用困難による人手不足が進んでおり、労働が過密になって組合活動に結集できなくなっている。そのために春闘要求が組合員一人ひとりのものになっていない実態や、だからこそかつて国労で活発に取り組まれた「職場交渉」を復活させ、組合員一人ひとりが交渉に参加できる環境をつくるべきだ、などの意見が出されました。他にも春闘に数多くの要求を掲げる単組、逆に賃金に絞って賃上げ要求一本で進める単組から、それぞれどうしてこうした要求スタイルなのか紹介するなどの交流をしました。(森)